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根本治療「ランパセラピー」って何だろう?
歯並びと呼吸を骨格から考える小児矯正
歯並びと呼吸と睡眠はセットで考える|ランパ(RAMPA)セラピーの概要
当院は、顎顔面口腔育成療法「ランパセラピー」の専門医院です。「口腔育成」の言葉通り、お口を育てることから歯列矯正を考えます。
ランパセラピーの主目的は骨格の改善です。その過程と結果で、歯並びの改善も目指しますが、審美を主目的とした治療ではありません。
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当院が、この矯正治療を通じて親御様にお伝えしたいこと。
それは、「歯並びの悪さ」とはお子様の将来の健康に影響を及ぼす可能性がある骨格的な問題のサインであるかもしれない。そしてそれは、乳児期からの成長の過程において、どのご家庭でも起こりえることかもしれないということです。
決して見た目を軽視するものではありません。大切なことです。しかし、「矯正治療=歯並び」とのご理解は、今一度立ち止まってみてください。ランパセラピーで目指すこと、これは歯並びよりももっと大切なことです。
歯並び、そしてこんなお悩みもありませんか?
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鼻が詰まりやすい
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中耳炎になりやすい
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お口ポカン(口呼吸)
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姿勢が悪い
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いびきをかく・睡眠時無呼吸
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ガミーフェイス(スマイル)
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顎が小さい
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他院で抜歯が必要と言われた
ランパセラピーは開発からおよそ30年、現状、取り扱えるクリニックは非常に少数です。当院のような専門医院となりますと、その数はさらに限られます。
歴史がまだ浅いからこそ、治療自体やそれを行う医師も発展途上であるのは、患者様が知っておくべきこととお伝えをいたします。ただしここに手探り状態や未熟との意味はありません。まだまだランパセラピーには可能性があるとご理解ください。
特にお子様の呼吸や歯並びにお悩みの親御様は、やっとの思いで辿り着いたランパセラピーです。ぜひ治療をお願いするクリニックまで含めてお考えください。専門医院である当院とて、実際にお越しになられてのご判断をされてください。
ランパ(RAMPA)セラピーとは?
写真がランパセラピーで、使用される装置です。少々驚かれましたでしょうか?なぜこのような装置なのかには理由があります。順を追ってご説明します。
ランパセラピーでは、歯並びが悪くなってしまった根本的な原因である骨格にアプローチをします。この歯並びが悪くなる原因は、いくつかの呼吸に関わる問題の原因と共通しています。
治療の対象となるのは、この骨格の問題を原因とした諸症状、具体的にいえば不正咬合をはじめ、慢性的な鼻副鼻腔炎や喘息・いびき・睡眠時無呼吸症候群、不良姿勢(猫背や側弯、ストレートネック)などでお悩みのお子様となります。
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しかし、これは当院がお伝えしたいことの半分、それ以前にも大切なことがあります。もしも、これらの症状がランパセラピーでいう「骨格の問題」に起因するものであれば、症状が顕在化している段階で、この骨格の問題はすでに深刻な状態かもしれないのです。
「症状がでたら治療に行く」や「今は大丈夫そうだから様子を見る」では少々危ういことです。健全な成長であれ、問題をはらんだ成長であれ、成長は続きます。たまたま歯並びが悪くなるわけではありません。必ず原因があります。
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ランパセラピーは、歯列矯正を目的とする一般的な矯正治療とは、視点やアプローチが異なります。歯並びが悪くなる根本原因と考える「中顔面の劣成長」に直接アタックし、歯列が自然ときれいに生えてくる土台へと整え直すことから歯列矯正を考えています。
さらに中顔面を構成する上顎骨は、鼻にも関わる骨。よって中顔面の劣成長は、鼻副鼻腔にも悪影響を及ぼします。
治療目標である「中顔面の骨格の健全な成長を促す」ことにより、歯列の乱れと原因を同じくする、呼吸の問題の改善も目指すことができるのです。
そもそも「R・A・M・P・A」とは?
そもそも、RAMPA THERAPY(ランパセラピー)って一体何なのでしょうか?
まずは、RAMPAって?からですね。
“Right Angle Maxillary Protraction Appliance”の頭文字をとってRAMPA(ランパ)とされています。
意味としては「正しい方向へ上顎を牽引する装置」となるでしょうか?
THERAPY(セラピー)は、アロマセラピーなどで使われているように「(薬や手術などによらない)療法」となります。元々はRAMPAという名前は装置を意味しますが、現在では、矯正治療そのものにも広義的にRAMPAという言葉が使われています。
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基本的な装置であるROA (RAMPA用の口腔内装置)とRAMPA本体(口腔外装置)、それらを連結させるActive Bowの3つの組み合わせによってRAMPAによる矯正治療は行われます。
※実際の治療では、これら以外の矯正装置も使用いたします。
お子様の歯並びが悪くなった原因
中顔面(ちゅうがんめん)という言葉をご記憶ください。この中顔面とは、大まかに目から前歯のあたりの顔の中心部分を指します。本来、中顔面は上前方、分かりやすくお伝えするならば、顔が立体的になる方向へと成長するのが健全な形です。
歯並びが悪くなる主な原因は「中顔面の発達不良」とランパセラピーでは捉えています。
しかし…
- うちは顎が小さいって言われたから、この治療ではないな
- うちは遺伝って言われたから違うな
などのご判断は少しお待ちください。中顔面の発達不良とは、これら広く指摘されている原因の一歩先にあるものかもしれません。
- 中顔面の発達に問題があるから、顎が小さいと言われたのかもしれない
- 遺伝や生まれつきといっても、それは中顔面の発達の問題かもしれない
そのように一旦ご理解ください。
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この骨格の問題の要因は、主に口呼吸によるものとなります。そして日常化された口呼吸の要因の多くは、様々な生活習慣によります。しかもそれらは、悪習慣と認知されているものばかりではありません。
つまり、中顔面の発達不良とは、どのお子様にも起こりえることであり、「顎が小さい」や「遺伝・生まれつき」のすぐそばにあるものかもしれないのです。
口呼吸では、舌が上顎につく位置にないため、青矢印①の力は弱くなりますね。そうなると黄矢印②の力(重力)が優位になり、中顔面は健全とはいえない成長を続けます。
中顔面の健全な成長方向(赤矢印)を導く力はここにはありません。だから歯並びが悪くなる原因は、口呼吸ともされるのです。正しくは、原因は口呼吸ではなく、「舌が上顎につかないこと」です。
口呼吸を誘引する様々な生活習慣の継続は、いずれ口呼吸の日常化へと繋がります。
口呼吸、つまり舌が上顎につかないことによって、本来上前方へ向かうはずだった中顔面の成長方向は下方へと向かい、中顔面の発達不良に繋がります。この骨格的な発達不良は、歯並びの問題をはじめ、鼻腔や気道の問題の原因となります。
ランパセラピーにこのような装置が必要である理由
さてそれでは、この中顔面の発達不良(下方成長)に対し、どのような対処の仕方がよいでしょうか。
歪みのある骨格が症状の原因なのであれば、治療の目標は「本来あるべき骨格の形」がベストですよね。当院はそう考えます。ランパセラピーの治療目標が、その「本来あるべき骨格の形に可能な限り近づける」です。
となりますと、口呼吸により舌の支えがなくなったことによって起こった中顔面の下方成長には、「正しい成長方向は下じゃなくて、上前方だよ」と導いてあげる力が必要です。
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そもそもお口のトレーニングや習癖の改善によって、舌が本来の役割を取り戻せたならば、解決に向かう場合もあります。しかしこれらは成長途上にある骨格のお話しです。
すでに、「鼻の通りが悪くて、舌が上顎につくと呼吸ができない」や「舌が上顎につくスペースが足りない」となると、まず取り組まねばならないのは骨格の改善ですね。そのためには「本来は上顎についていた舌」の代わりに、中顔面を上前方へと誘導する力が必要です。
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「その力をどうしたら再現できるのか?」から考案されたのがRAMPAの形状とそのお約束です。
歯並びが悪くなるのには原因があります。また、中顔面の問題が原因のすべてでもありません。
一方でこの中顔面の問題は、骨格の問題です。時間の経過とともに自然に戻ることはまずありません。治療の是非はともかく、まずは早めの検査が大切です。
ランパセラピーでは、歯並びが悪くなった原因、その根本からの改善を目指し、歯がきれいに生えてくるお口へと整え直していきます。鼻腔や気道などの問題に改善が見込めることも、根本の原因は同じとの理由によります。
矯正治療のご検討の段階であれば、これらの可能性も視野に入れられてください。
2021年には、睡眠障害(いびきや睡眠時無呼吸)と学習障害の脳医学的な関連性に関する論文(記事概要)発表され、単なる「寝不足」や「睡眠の質が悪い」ではない可能性があります。
現段階ではあくまで個人的な見解ですが、これらの研究は、RAMPAの存在価値にも大きく関わることと考えています。
将来的に、口呼吸のデメリットは、もっとクローズアップされてくるかもしれません。鼻腔に問題がある限り、口呼吸は改善することができません。その前段階、
「鼻はつまっていないようだけど、子どもがなぜか口呼吸をしている」
ご家庭にとっては、この「気付き」が大切です。
歯並びと呼吸と睡眠はセットで考える
人間が日々活動する中で、「呼吸」は最も基本的で大切な事柄の一つです。もしもその呼吸に関して、身体が何か不具合を感じた場合、人間の身体は何かを代償にしてでも呼吸を確保しようとの本能が働きます。
呼吸に関する不具合といえば、口呼吸はすでに小さくない問題です。その代償の一例として、受け口や不良姿勢があります。受け口や姿勢の悪さは、呼吸の不具合に対して身体が何とか呼吸を確保しようとした結果である場合も多いのです。
口呼吸の弊害はよくいわれますが、口呼吸自体には問題なさそうなイメージはないでしょうか?おかしな言い方ですが、きちんと口呼吸をするには舌を下げていなくてはなりません。そうなると、舌自体が気道を狭くしてしまいます。
自覚があるなしに関わらず、口呼吸をされると身体としては息苦しいんですね。身体はそれに対応しようと、受け口や姿勢を悪くしてでも気道を拡げようとします。
例えばマラソン選手

こちらはマラソンの中継を見ると理解しやすいかもしれません。選手たちは鍛えられたアスリートですので自分のペースならば鼻からの呼吸でレースを走れますが、勝負所などではペースアップをします。
鼻からの呼吸量では足りず、口が開いてきますが、気道手前までの空気量は増えても、口呼吸は気道を狭くしてしまうので、取り入れられる空気量は比例しません。そこで「下顎を前に出して」気道を拡げようとします。「顎が出てきましたね。」という解説を耳にされたことはないでしょうか?
これは呼吸の重要性を示す一例ですが、呼吸の問題を考えるならば、具体的に喘息や鼻副鼻腔炎、いびき・睡眠時無呼吸などは密接に関連してくる事柄です。
RAMPAでは歯科的な見地から呼吸にアプローチができるのです。「口呼吸=舌が上顎につかないこと」が歯並びを悪くする大きな原因の一つでもあります。
歯並びや歯列矯正をお考えになるならば、もはや具体的な疾患の有無に関わらず、「呼吸」は避けては通れない問題なんですね。
ランパセラピーで何ができるのか?
例え、呼吸疾患といえるほどの症状がなくても、この先も大丈夫との保証はありません。「歯並びの悪さ」はきっかけとして、口呼吸はこれから起こりうる問題のサインであるかもしれないのです。
万一、そうであったならば、ランパセラピーで十分な対応ができる年齢を過ぎてしまうと外科手術、もしくはこの先もそれらの症状と付き合っていくとの選択肢となってしまいます。
治療の選択権は患者様の権利ではありますが、「大丈夫そうだから」では少々危ういことです。すぐに生命に関わることではないですが、お子様の将来のQOLには大きく関わることです。安心のためでよいと思います。検査は受けられてください。
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困ったことに、顕在化した呼吸の問題の改善のためには、すでに骨格的なアプローチが必要になっている場合が少なくありません。多くの場合、骨格的に問題のある成長を「すでに」してしまっているのです。
口呼吸(お口ぽかん)は弊害が多い問題です。少なくないお子様が、口呼吸の影響で鼻腔や気道が狭まり、お口を閉じることができない理由を抱えています。ランパセラピーではそれらの問題に対し、矯正治療を介して、骨格を整え直すことから改善を目指しています。
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その中で目指す具体的な目標の一つが正しい呼吸、つまり「鼻呼吸」です。
口呼吸、そして中顔面の下方成長によって導かれた鼻腔や気道の狭小化は、何らかの手段で可能な限り本来の形に戻し、鼻での呼吸をできるようにしてあげたいですね。そうでないと口呼吸を根本的に治すことは難しいお話しです。
「R・A・M・P・A」って何の略でしたっけ?
さて、ここでRAMPAが何の頭文字から取ったものか思い返してみてください。
「正しい方向へ上顎を牽引する装置」でした。
口呼吸を鼻呼吸に変えるために重要になるのが、「上顎骨の上前方への成長誘導」です。下がってしまった上顎は、本来の位置に上げなくてはなりません。
これがつまり、中顔面の劣成長を正しい成長方向へと変化させ、狭くなっていた鼻腔や気道、そして歯が生えるスペース(顎)を拡げる(本来そうあったであろう形に近づける)ということになります。
歯並びはその後からでも整えることができますが、まず「歯並び」では少々矯正治療の意義が分からなくなってきます。鼻呼吸ができないのに、歯並びだけ整えても、そこにはまだ歯並びが悪くなる原因「口呼吸」が残っていますからね。
外付けのRAMPAと口腔内装置は器具によって連結されています。実際に中顔面を上前方に誘導する力(赤X)は、口腔内装置を通してお口に伝わります。そして、これは本来、舌が行うべき仕事なんですね。
ですので、いくつかの矯正治療でも目的とされている「舌が上顎につくようにしよう」との考えはその通りです。大切なのは、すでに鼻腔に問題がある場合、舌は上顎にはつけられないこと(呼吸ができない)なんですね。気道が狭くなることも同様です。
呼吸に対する効果を記載されている矯正治療もいくつかあります。矯正治療=歯並びという意識の先を行き、鼻腔や気道の問題に「どの治療が効果的・効率的なのか?」の意識が、適切な矯正治療に辿り着くこれからの新しい指針です。
お口の健康、歯並びの維持にも「鼻呼吸」は絶対的に必要と考えてください。
案外、見落とされがちですが、健全な呼吸は睡眠の質にも大きく関わります。
アスリートの方は「休むこともトレーニング」といわれることがありますね。社会で仕事をする中でも同じようなことをいわれます。質の良い睡眠をとり心身を休めないと、勉強にしろ、スポーツにしろ、よいパフォーマンスは難しいことです。
親御様には「食べ物や空気の入り口が健全な機能を果たすこと」を、今一度イメージされてみてください。
ランパセラピーのメリット・デメリット
治療の主なメリット
- 歯列の改善とともに、鼻腔や気道が拡がることで健康面での効果も見込める
- 矯正治療のための抜歯の必要性がほぼない
- 治療自体の痛みが少ない
- 後戻りの可能性が大幅に減る
治療の主なデメリット
- 痛みや違和感を伴うことがある
- 装置の装着時間を守る必要がある
- 頻回の通院が必要になることがある
- 他の矯正に比べ、費用負担が増える
- 治療が長期にわたることがある
治療には必ず目的があります。また治療に過程は避けて通れません。ぜひ、未来への価値観を持ってご理解ください。
「大変そうだけど、先々が変わっていくね!」そのようにお考えいただけますと嬉しいです。
当院にはRAMPA仲間がいっぱいいます。皆さん同じ方向を向かれている親御様、お子様たちです。機会があればお話しもされてみてください。
ランパセラピーの費用
顎顔面口腔育成療法(ランパセラピー・バイオブロックセラピー)は自由診療(保険適用外)となります。
表示価格は2026年3月の費用改定後の価格です。2026年2月までにご契約を済まされた場合は治療開始が3月以降としても旧価格が適用されます。現行価格についてはお問合せください。
表示は税込み
矯正相談
- 個別相談(平日) 3,300円
- グループ相談(月一回開催) 無料
治療前検査(資料取り) 55,000円
- 資料取りまで進まれた場合は相談料込みの価格です。
ランパセラピー 165万円
バイオブロックセラピー 121万円
調整費
- 5,500円/都度(平日)
- 6,600円/都度(土日)
- 装置の取付・取外しを伴う場合は別途16,500円~33,000円程度が発生いたします。
それ以外に
RAMPA追加費(3回目以降) 33万円
装置の紛失・破損 ~55,000円程度
などの費用が発生する場合があります。
ランパセラピーの期間
適齢期に治療を始められ、かつ当院とのお約束を守れ、順調に経過した場合ですとトータルの治療期間は約2年~4年となりますが、年齢によっては永久歯が生えてくるまで待つ期間が発生する場合もあります。このような理由から治療期間が長期になる場合もあります。
また条件は同じであっても、お口の状態などはお子様ごとに異なります。あくまで目安とお考えください。
適齢期は5歳から12歳
ランパセラピーでは、骨格へとアプローチする特質上、当院では5歳から12歳を適齢期としています。さらに、最適齢期は5歳から7歳としています。適齢期は比較的、治療が順調に経過しやすく、その効果も見込みやすくなります。骨にまだ柔軟性があるうちに正しい形へと導いてあげたいのです。
具体的には、歯並びの問題とともに、慢性的な鼻炎や副鼻腔炎・喘息・いびきや睡眠時無呼吸など鼻腔や気道に関わるお悩みの多くが、中顔面と呼ばれる領域の骨格的な発達の問題と考えています。この骨格の問題が時間の経過とともに自然と解消することはまずありません。
ランパセラピーの可能性
現在、ランパセラピーの治療目的は記載の通り、歯並び、そして呼吸に関わることです。決して副次的効果のための治療ではありませんが、正しいとはいえない成長をしてしまった骨格を、本来の姿に近づけることで、ヒト本来の機能が少なからず取り戻せることは治療を通し、実感しています。
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ランパセラピーには「可能性がある」とは、これらを含む表現ですが、今は明確な治療効果として軽率にお伝えできる時期ではありません。そのため、当院では研究発表にも注力し、あくまで副次的効果としています。
時折、「あれも治る、これも治る」のような発信を見かけますが、治療である以上、自重すべき表現です。
・European Conference on Dentistry and Oral Health パリ
1. クラスIの前方部叢生と喘息および慢性副鼻腔炎を有する患者に対するRAMPA療法の症例研究:CT画像評価
2. RAMPA療法によるアントレー・ビクスラー症候群およびダウン症候群患者の上気道容積の増加
・MENA Congress for Rare Diseases アブダビ
1. RAMPA療法を用いたダウン症候群患者の治療:頭蓋顎顔面成長誘導法
2. RAMPA療法を用いたアーノルド・キアリ奇形患者の治療:頭蓋顎顔面成長誘導法
・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
1. RAMPA療法を受けたダウン症候群児の呼吸症状の改善
・DownSyndrome ダラス
1. RAMPA療法を用いたダウン症候群患者の非外科的治療:頭蓋顎顔面成長誘導法
2. RAMPA療法による希少疾患患者の呼吸器症状の改善
・CMBBE バルセロナ
1. RAMPA療法を用いたアーノルド・キアリ奇形患者の非外科的治療:頭蓋顎顔面成長誘導法
2. RAMPA療法によるアントレー・ビクスラー症候群の小児の呼吸器症状の改善
・日本鼻科学会
1. 非外科的RAMPA療法による患者の気道容積増加に関する統計分析
2. RAMPA療法による鼻閉患者の気道容積増加に関する統計分析
・RAMPA療法が鼻腔および副鼻腔の体積評価に及ぼす影響:副鼻腔の透過性が良好な患者と不透過(混濁)した患者における比較統計解析
Yasushi Mitani , Yuko Okai-Kojima , Mohammad Moshfeghi , Morio Tonogi , Shouhei Ogisawa , and Bumkyoo Choi:Oral2026, 6(1), 8
・RAMPA療法が鼻腔拡大および副鼻腔排泄に及ぼす影響:流体力学解析、CAEシミュレーション、および症例報告
Mohammad Moshfeghi, Yasushi Mitani, Yuko Okai-Kojima and Bumkyoo Choi:Biomimetics2026,11,5
・RAMPA療法:上顎骨の前上方牽引における縫合剛性の影響;有限要素解析(FEA)による検討
Mohammad Moshfeghi, Yasushi Mitani, Yuko Okai-Kojima, Bumkyoo Choi and Peiman Emamy:Oral 2025,5,74
・症例報告:RAMPAと新規ハイブリッド口腔内装置を併用した上顎口蓋複合体の顎整形外科的治療
Yasushi Mitani, Mohammad Moshfeghi, Noriyuki Kumamoto, Takahisa Shimazaki, Yuko Okai-Kojima, Morio Tonogi, Shouhei Ogisawa, Bumkyoo Choi
まとめ:歯並び悪化は骨格の問題のサイン
ランパセラピーは、そのシステムと人の努力によって、骨格という根本的な原因解消から、健全な呼吸機能を目指す矯正治療です。原因を同じとみることで歯並びも整うとなります。別の視点から見れば、健全に成長した骨格であれば、歯並びでも呼吸でも大きな問題は起こらない可能性が高くなるのです。
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もちろんこれらは、歯並びが悪いすべての方に当てはまる訳でもありません。一方で歯並びがそう悪くない方には当てはまらない訳でもありません。いずれにしても歯並びをきっかけとして、呼吸にたどり着いたことは決して無駄な努力ではありません。ぜひ検査を受けられてください。
歯並びの悪さは、呼吸の問題が潜在していることのサインかもしれません。もし今、お子様の歯並びがご心配であれば「鼻呼吸の重要性」の理解も必要です。
呼吸や歯並び、姿勢などは密接な相関関係にあります。視点を変えることで、ことの順序が変わる場合もありますが、大切な根っこの部分は変わりません。
重要なのは「正しいとはいえない成長をしてしまった骨格」が、これらの問題の中心にあるかもしれないということです。
顎の骨格の劣成長は、呼吸機能の低下から、脳や身体の酸素不足を招きます。ランパセラピーは他の矯正と何が違うのか?今まで悩んでいた小児矯正に関する疑問。ランパセラピーの中に、その答えが見つけられるかもしれません。
治療法とクリニックの選択は、矯正治療の入り口であり、最も大切なことです。必ずご納得ができるまでリサーチをされてください。当院から精一杯お伝えさせていただくならば、「ランパセラピーが必要」と感じられるお子様は少なくありません。
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この記事を監修した人
こどもと女性の歯科クリニック
院長 岡井有子
看護師として京都府内産婦人科等勤務を経て、大阪歯科大学に入学。大阪歯科大学大学院歯学研究科で小児歯科学を学ぶ。歯学博士。
2017年東京都港区麻布十番にランパセラピー専門医院「こどもと女性の歯科クリニック」開院。
2024年「医療法人社団セントワ」開設。同法人理事長就任。
日本小児歯科学会・日本小児耳鼻咽喉科学会・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会・日本ダウン症学会所属。
RAMPA研究会・赤ちゃん歯科ネットワーク所属。
2025年European Conference on Dentistry and Oral Health(パリ)、MENA Congress for Rare Diseases(アブダビ)などにおいて、ランパセラピー学会発表。
プライベートでは2児の母として忙しい毎日を送っている。
こどもと女性の歯科クリニック
AM8:30〜13:00 PM14:00~18:00(最終受付 17:30)
休診日:金曜・日曜日
〒106-0046 東京都港区元麻布1-4-27-101
TEL:03-6435-2281
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