コラム

「こどもの矯正とランパセラピー」の重要用語
中顔面・劣成長・舌骨・上前方とは?

矯正治療成功の鍵は歯科クリニックの選択|ランパセラピーと当院の理解のために

こどもと女性の歯科クリニック

パターン②

「こどもの矯正とRAMPA(ランパ)セラピー」は東京都港区麻布十番の歯科医院「こどもと女性の歯科クリニック」が運営しています。

当院では矯正歯科・赤ちゃん歯科を中心に、一般歯科・予防歯科・女性のためのホワイトニング等も行っています。

特に矯正歯科においては顎顔面口腔育成療法、赤ちゃん歯科では乳児期からのお口の発達に取り組んでいます。

「こどもの矯正とRAMPA(ランパ)セラピー」のなかでは、既存の矯正歯科では出てこないような単語があります。事前の基礎知識として、ご理解いただきたい大切な言葉と当院の考えをお伝えいたします。必ずしも、ランパセラピーがすべてのお子様の正解ではありません。ただ、「矯正歯科=歯並び=審美」との先入観は、一度しまってください。もし、当サイトでのお伝えが不要でしたら、改めて「審美」を大切にされてください。

顎の骨格の劣成長は、呼吸機能の低下から、脳や身体の酸素不足を招きます。ランパセラピーは他の矯正と何が違うのか?今まで悩んでいた小児矯正に関する疑問。ランパセラピーの中に、その答えが見つけられるかもしれません。

目次

    顎顔面口腔育成療法

    ランパセラピー(ランパ矯正)

    顎顔面口腔育成療法は、主に「バイオブロックセラピー」と「ランパセラピー」による矯正治療です。

    口腔内装置のみによる治療となるバイオブロックセラピーよりも、写真のような口腔外装置と組み合わせるランパセラピーの方がより効率的・効果的です。

    当院ではランパセラピーを専門的に行い、バイオブロックセラピーはご希望により例外的に提供しています。これら以外の矯正治療は行っておりません。

    中顔面

    中顔面とは?

    大まかに目のあたりから前歯のあたりまでの、顔の中心部分を「中顔面/ちゅうがんめん」といいます。

    写真は骨格で示しておりますが、実際には鏡で見た際のご自身のお顔をイメージされてください。

    本来、中顔面の健全な成長方向は「上前方」です。これは少々端的にいいますと、顔が立体的になる方向となります。

    中顔面の下方成長

    こどもの矯正とランパセラピー

    本来、中顔面は「上顎についた舌」の働きによって、その成長方向は上前方(赤矢印)となるのが健全な成長です。

    しかし何らかの理由によって「上顎に舌がつかない(口呼吸)」となると、ガイド役を失った中顔面は、主に重力の影響によって、その成長方向を下方へ向かわせます。

    サイト内では、この中顔面と上顎骨が似たような表現になりますが、中顔面を構成するのが上顎骨を中心とする骨の複合体とご理解ください。

    上下顎の劣成長

    ランパセラピー(気道容積)

    RAMPAでは、歯並びが悪くなる原因のほとんどを「上下顎の劣成長」と結論づけています。サイト内では文脈によって、「中顔面の発達不良」とも記載していますが、読まれる方にとっては、同義と受け取っていただいても大きな差し支えはありません。歯並びが悪くなるのは、顎の骨格の成長が「正しくない」からなんですね。写真は、中顔面の下方成長に連動して下がった下顎の劣成長が、気道を圧迫している結果、気道容積が足りないことを示しています。

    上前方

    こどもの矯正とランパセラピー

    中顔面の正しい成長方向は「上前方」です。口呼吸によって下方へと向かうことになった正しいとはいえない成長の結果が、顎骨の歪みへと繋がります。

    これに対して、RAMPAのシステムからその成長方向を上前方へと変化させ、歪みの解消を目指します。

    これにより、顎骨の歪みによって狭くなった鼻腔や副鼻腔、気道、顎に対して「拡がる」という効果を見込むことができます。

    顎骨

    こどもの矯正とランパセラピー

    上の歯が生えている骨が「上顎骨」、下の歯が生えている骨が「下顎骨」です。どちらも歯が生えている部分だけではないんですね。上顎骨は鼻にも関わる骨です。

    イラストでは、特に中顔面の下方成長による鼻腔への影響や、後述の下顎への影響をイメージしてみてください。

    歯並びにだけ「何かが起きる…」って、逆に不自然な気もしてきませんでしょうか。

    下顎

    ランパセラピー

    ランパセラピーの特質上、当サイトでは上顎骨のお話しがメインとなります。

    しかし舌が上顎に付かないことによって、下顎骨にもイラスト右の赤矢印のような影響が現れます。結果、下顎の歯並びにも影響がでてきます。

    イラスト右上の赤矢印では、顔が縦に伸びるような影響もイメージできますね。

    イラスト左の青矢印は、RAMPAによる治療の改善効果とお考えいただいても大きな支障はありません。

    まぁるい顎

    スポット

    舌は本来、上顎のスポットといわれる部分に舌先がつき、上顎の歯の内側のスペースに収まるのが健全な形です。

    これが日常からできていますと、顎は写真のようにきれいなアーチ状のまぁるい顎に育ってきやすくなります。

    この状態ですと矯正治療の必要は、おそらくありませんね。

    鼻腔や気道が狭い

    口呼吸

    中顔面は本来、上顎についた舌の働きによって、その成長方向は上前方(赤矢印)となります。

    口呼吸によって、この舌の働きがなくなると、その成長方向は下方へと向かいます。この正しいとはいえない成長の影響によって、上顎骨に歪みが生じ、鼻腔が狭くなりやすくなります。

    一方で口呼吸によって下がった舌は、気道を狭くすることに繋がります。

    首周りの筋緊張

    赤ちゃんの姿勢

    口呼吸の原因は様々です。当院では特に赤ちゃんの首周りの筋緊張にフォーカスしてお伝えしています。

    写真のような赤ちゃんの姿勢は、赤ちゃんの首周りに大きな負担をかけます。次にこの負担は、首周りの筋緊張から口呼吸へと繋がります。

    赤ちゃん期の影響が今?と思われるかもしれませんが、子どもの骨格の約80%が1才までに完成するといわれています。胎児期から始まり、生後1年間の過ごし方がより大切です。

    舌骨の位置

    こどもの矯正とランパセラピー

    舌骨といわれる骨があります。この骨は体の中で唯一、他の骨と接していません。すべて筋肉によってその位置を保っています。

    先述の首周りの筋緊張は、肩から舌骨に繋がる筋肉の筋緊張を通じて、舌骨を下方へと引っ張ります。このことは別の筋肉を通じて、下顎と舌を下方へと引っ張ることに繋がります。

    口呼吸となる大きな原因の一つです。

    歯並びの形成

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    上顎のイラストです。歯並びを形成する大きなポイントが、イラストにあるような「舌圧」と「頬圧・唇圧」のバランスです。

    特に口呼吸は、この中の舌圧が弱くなる状態になりますので、外から内へと向かう力が優位となります。

    姿勢の悪さ

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    先述の首周りの筋緊張は、赤ちゃんでお伝えしましたが、同様のことは、子ども・おとな限らず起こりえます。

    姿勢を悪くすることで首や肩の筋肉に本来望ましくない力が働き、舌骨の位置を下げ、口呼吸へと繋がります。

    矯正治療以前の予防、矯正治療後の維持にも「姿勢」は重要です。

    当院からの大切なお伝えと考え方

    学会発表と論文発表

    いくつかコラムをご覧いただくと、類似のお話しが多いとお感じになるかもしれません。様々な視点からのお伝えではありますが、その内容が多岐にわたるわけではないのはその通りです。

    ランパセラピーのその発想は、「より健全な手段で、原因から改善してあげたい」。ぜひご参考にされてください。

    顎の骨格の劣成長は、呼吸機能の低下から、脳や身体の酸素不足を招きます。ランパセラピーは他の矯正と何が違うのか?今まで悩んでいた小児矯正に関する疑問。ランパセラピーの中に、その答えが見つけられるかもしれません。

    治療法とクリニックの選択は、矯正治療の入り口であり、最も大切なことです。必ずご納得ができるまでリサーチをされてください。当院から精一杯お伝えさせていただくならば、「ランパセラピーが必要」と感じられるお子様は少なくありません。

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    運営者情報

    この記事を監修した人
    こどもと女性の歯科クリニック
    院長 岡井有子

    看護師として京都府内産婦人科等勤務を経て、大阪歯科大学に入学。大阪歯科大学大学院歯学研究科で小児歯科学を学ぶ。歯学博士。

    2017年東京都港区麻布十番にランパセラピー専門医院「こどもと女性の歯科クリニック」開院。

    2024年「医療法人社団セントワ」開設。同法人理事長就任。

    日本小児歯科学会・日本小児耳鼻咽喉科学会・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会・日本ダウン症学会所属。
    RAMPA研究会・赤ちゃん歯科ネットワーク所属。

    2025年European Conference on Dentistry and Oral Health(パリ)、MENA Congress for Rare Diseases(アブダビ)などにおいて、ランパセラピー学会発表。

    プライベートでは2児の母として忙しい毎日を送っている。

    こどもの矯正とRAMPA(ランパ)セラピー

    こどもと女性の歯科クリニック

    AM8:30〜13:00 PM14:00~18:00(最終受付 17:30)
    休診日:金曜・日曜日

    〒106-0046 東京都港区元麻布1-4-27-101
    TEL:03-6435-2281

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