歯並び・鼻づまりを改善したい
7歳8カ月
治療経過の比較
Comparison
歯列の変化

治療前:2017.9.23

治療中:2018.1.15
コメント
混合歯列期のお子様ですが、この時点で大切なのは永久歯に生え変わっても、歯が生え揃うスペースを確保することです。ですので一時的に「すきっ歯」のような状態になります。「すきっ歯」を本当に心配しなくてはならないのは、永久歯に生え変わった後のお話しです。
姿勢と頸椎の比較

治療前:2017.9.23

治療中:2018.5.8

治療前:2017.8.31

治療中:2018.4.25
コメント
少々分かりづらいかもしれませんが、治療前は猫背気味のお子様でした。治療に伴い、ゆるやかなかカーブのより正しい頸椎になり、姿勢も改善しています。頭蓋骨がきちんと首の骨の上にありますね。RAMPAは、直接的に頸椎にアプローチするものではありませんが、RAMPAによる上顎骨の成長誘導によって、下顎や頸椎も、本来あるべき形へと変化していきます。
CT画像による骨格比較

治療前:2017.8.31

治療中:2018.4.25
コメント
RAMPAによって、上顎骨を「上前方」に牽引しますが、装着時間が足りないとお口まわりの部分(赤矢印)の限られた変化になってしまいます。これではRAMPAの力を最大限に引き出せません。装着時間と期間をきちんと確保することで、中顔面全体(青丸)からの変化を期待することができます。RAMPAのお約束はこのためにあります。中顔面全体が上前方へ成長することによって、下顎が回転するように上がってきます。(3連の青矢印)
姿勢の変化

治療前:2017.9.23

治療中:2020.9.19

治療前:2017.9.23

治療中:2020.9.19
コメント
治療前は、前後左右に身体の中心線がずれていましたが、治療の経過に伴って、よいバランスで立てるようになってきました。
顔貌の変化

治療前:2017.9.23

治療中:2020.9.19
症例概要
Case Summary
主訴
歯並び・鼻づまりを改善したい
治療開始時の年齢
7歳8ヶ月
治療期間
2年7ヶ月(RAMPA)
治療内容
ランパセラピー
注意事項
- 口腔外装置装着期間中は、成長途中のお子様で1日10~12時間以上、成長のほとんど終わった大人の方で1日15時間以上の装着が最低限必要です。
- 装置の調整が必要なため、2週間に1度の来院が難しい場合は、治療計画に遅延が生じたり、治療そのものが困難になる場合があります。
- 自費診療(保険適用外)となります。また、一般的な矯正治療より費用(税込143万~)がかかります。
- RAMPAの効果の最大値を引き出すためには、お子様とご家庭の意志と協力が重要です。矯正治療は、口腔内に物理的な力をくわえることで、その変化を導く治療と今一度ご確認ください。
- アデノイドの肥大等があるお子様では、一時的に睡眠時無呼吸やいびきの症状が出る場合があります。既往歴は必ずお伝えください。
- 装置装着時は、むし歯や歯周病のリスクが高くなったり、口臭が強くなったりする傾向があります。より丁寧な歯磨きや口腔ケアを心掛けてください。
- 装置装着時に痛みや違和感を感じることがあります。痛みがひどい場合には、クリニックへお越しください。

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